地域といきるアメロイド

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なでしこ2部リーグ「ASハリマアルビオン」との雇用サポート契約

アメロイドが工場を構える兵庫県加古川市。同じ播州エリアの姫路市を中心に活動する女子サッカーチーム『ASハリマアルビオン』(日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)2部)を支援するため、雇用スポンサー契約を締結し、選手を雇用しています。選手たちが当社の業務を担いながら、夜は練習に打ち込み、週末は各地で行われる試合に臨む姿を、同僚たちも応援しています。

ASハリマアルビオン

2012年創設。2014年日本女子サッカーリーグに昇格。2016年より『ASハリマアルビオン株式会社』として新体制がスタート。クラブ名は播磨国(現在の兵庫県南部)の文献に残る巨人伝説と、ギリシャ神話の巨人『アルビオン』から。なでしこリーグ1部昇格を目標に据えながら、より地域に密着したクラブとなり、地域から愛されるチームを目指す。年間観客動員数はリーグ2部でも最多を誇る。

アメロイドと拠点が同じ、ASハリマアルビオン。

-まず、ASハリマアルビオン(以下、アルビオン)を知った経緯を教えてください。

中里社長(以下、中里):お客様に山口県出身の社長がいらして、その会社が山口県を拠点とする男子サッカーチームのスポンサーをされていたんです。ユニフォームにも社名が載っているのが「いいな」と思ったんで、兵庫県内のサッカーチームを調べたらアルビオンを見つけたのがきっかけで…。「スポンサーになりたいんで、資料を送ってください!」ってすぐに電話をしたんです。

葛馬選手(以下、葛馬):アメロイドは本社が横浜ですよね。

中里:たしかに本社は横浜ですが、140名の社員のうち100名はこちらにいるので、みんなで一緒に応援したいなと思って。

葛馬:兵庫県内には他にもサッカーチームがあるのに、なぜアルビオンだったんですか?

中里:神戸支店がある同じ播磨エリアを拠点としているのが、アルビオンだったから。2017年のシーズン途中からスポンサーになって、試合を見に行くようになって、ますますファンになっていきましたね。地域貢献とかカッコいい言い方をしたりしますけど、ただの一ファンです。最初は、アルビオンの選手は全員どこかで働いていると思っていたくらいで、「雇用スポンサー」という存在もよくわかっていなかった。勝てばうれしいし、強くなってほしい!という思いが純粋に大きくなって…。そんなとき、アルビオンの岸田(直美)社長と話していて、「午前中は仕事、午後はサッカー練習ができる選手がもっと増えたら、チームとしてもっと強くなるんじゃないか…」という話題になって、それでチームが強くなる可能性があるならと雇用スポンサーとして手を挙げました。

葛馬:なぜ、そこまでアルビオンのファンになってもらったのか、知りたいです(笑)。

中里:やはり、試合を観ると盛り上がりますよね。それに「地元愛」もあります。僕は普段は横浜で暮らしていますが、加古川にもよくくるので、地元のチームを応援しているという気持ちがあります。

葛馬:私たちが働かせてもらうようになったのは、2018年からですね。みなさんとてもやさしくて、入社して最初から働きやすかったです。

中里:葛馬さんには、液体の中に含まれている、その液体以外のものを計測して数値化するという仕事をしてもらってますが、いつも早くて正確! 正直驚きました。

葛馬:(照笑)

中里:葛馬さんの雇用が決まったときに、岸田社長から「彼女ができる仕事をさせてもらえたら、それでいいです」って言われたんだけど、全然そんなことない! 覚えるのも早いし、ミスもしないし、当社としても頼もしい戦力ですよ。

葛馬:覚えることが得意なんで…よかったです(照)。

中里:吉武さんと葛馬さん、そして千葉さんが分析で、須永さんと内田さん、杉田さんは製造で。みんな共通して、仕事が早くて正確ですね。

働きながら、サッカーにも集中できる環境がありがたいです。

-スポーツ選手を雇用したことで、社内の雰囲気に変化はありますか?

中里:みんな、「選手が来ている」という感じでは接していなくて、一人ひとり、人として、仕事仲間として見ています。「働きやすかったらいいな」とか、「無理なくがんばってほしいな」というスタンスだけど、誰も特別視はしてないと思います。

葛馬:アメロイドのワンデーマッチのときは、家族の皆さんと来てくれるし、普通の試合でもアメロイドの社員さんが来てくれてほんとありがたいです。

中里:みんな「観に行かなきゃいけない」からじゃない、「観たくて」来てる。本当に強くなってほしいから、そうしているだけで…。雇用スポンサーになってからは、葛馬さんたちを「アメロイドの従業員」という見方になりましたね。もちろんアルビオンには勝ってほしいですけど、うちで働いている選手全員に試合に出てほしいし、活躍してほしいってどうしても思ってしまう(笑)。

葛馬:ありがとうございます、すごくうれしいです。なんか…応援スタンドで、アメロイドのスタッフさんがいるところだけ、いつも「うわー!」って盛りあがってて。選手のみんなも「アメロイドさん、来とるよ」って教えてくれます。

中里:じゃあ今度は『葛馬!』とか『内田!』とか、うちわにして持っていこうかな…。

葛馬:(笑)他の選手もそうだと思いますけど、応援してくれる人が多いと燃えますよね。そうやって、たくさん応援してもらえるようになって、私も選手としての意識が高まったと思います。結果を出さんといけんというか、点をとって活躍したいっていう気持ちが大きくなりました。なでしこリーグ1部のチームでも、本当にサッカーに専念できているのは、1チームくらい。ほとんどの選手がフルで働きながらサッカーを続けています。アメロイドで働く私たちは、月曜日は終日仕事で、火曜日から金曜日までは午前中が仕事で、午後から練習。日曜日に試合があれば、月曜日は午後から出勤でいいよと言ってもらえて。リーグ2部で、この環境は本当にありがたいと思います。だから余計に体調にも気をつけて、ストレッチにも時間をかけるようになりました。

引退後の人生の方が長い。現役を辞めても応援し続けたい。

-最後に、葛馬さんからアメロイドスタッフに、中里社長からアルビオンの選手の皆さんにメッセージをお願いします。

葛馬:カラダづくりや走り込みをしっかりして、今年よりいい成績を残して一部昇格に向けて頑張りたいです。アメロイドのスタッフとしては、自分の仕事をちゃんとやって、仕事を抱えて大変そうな方には声をかけて、みんなで支え合いながらやっていけたらいいなと思います。

中里:サッカー選手は、引退後の人生の方が長い。現役を辞めてしまっても応援は続けるし、最初からそのつもりです。アルビオンの選手は1年で契約更新ということは、事実として受け止めています。もし、アルビオンの選手として引退した時に、ひきつづきアメロイドで働きたいということであれば、もちろんOK。というか、むしろ「ずっといて!」という思いです。フルで働いてもらえるのであれば、分析センターや製造に留まらず、いろいろと活躍の場を広げられるので、本人の希望も話し合いながら、いちばんいい形をとっていこうと。今は、自身の最大限のチカラをそそいでくれたらいいなと思っています。仮に活躍ができなかったとしても、全力でやった結果。ファンを辞めることはありませんので(笑)、不安に思わないでくださいって伝えたいです。

■プロフィール

(右)ASハリマアルビオン 葛馬史奈

ポジション:FW/背番号:9/得意なプレー:個性的なドリブル/代表歴:U-23日本女子代表候補トレーニングキャンプ(2015)、スペイン遠征ラ・マンガU-23女子国際大会(2015)/広島県出身

(左)株式会社アメロイド 代表取締役
中里哲之

1976年1月生まれ。株式会社アメロイドの3代目社長として、就任時からさまざまな社内改革に着手。自身もテニスに精通。

「選手としても、スタッフとしても必要とされる人でありたい」

製造部所属 内田美鈴

ポジション:FW/背番号:11/得意なプレー:キープ、シュート/東京都出身

アメロイドでは、製造部で制御盤を製作しています。当初は教えてもらいながらやっていたことも、少しずつ理解していき、初めて一人で制御盤を完成させた時の達成感は今でも覚えています。普段手にしない工具を使ったり、図面を見たりすることに難しさを感じますが、一台の完成まですべて自分の手で作り上げるところにやりがいがあります。
アメロイドのみなさんはとても気さくで、すれ違うときに「練習がんばれ」「試合がんばれ」「ケガしないようにね」といろんな声をかけてくださる、とても温かい職場。そうやって応援してくださる方のためにもがんばろうと思えます。これからも応援される選手になるためにも、仕事を怠たらず、アメロイドスタッフとしても必要とされる人になりたいと思っています。

「サッカーに集中できる環境に感謝。自分らしく頑張って恩返ししたい」

分析センター所属 吉武愛美

ポジション:MF/背番号:6/得意なプレー:ミドルシュート/
代表歴:第28回ユニバーシアード競技大会(2015)/福岡県出身

地域を拠点とするスポーツ選手のほとんどが、スポーツに専念しにくい環境にいます。定時まで仕事をして、そこからトレーニングをして夜遅くに家に帰る。自炊をするパワーも残っていないので、体力的にも栄養的にも厳しい状況です。アメロイドでは、サッカーに集中できる環境を作ってもらっているので、もっとがんばろう!という気持ちになります。私はケガに悩まされてきましたが、スタッフのみなさんにサポートいただいたことで、気持ちも前向きになれましたし、本当によくなりました。今まで支えてくださった皆さんに恩返しができるように、来シーズンはたくさん試合に出て、自分らしく頑張りたい。個人としても、チームとしても良い結果を出して、アメロイドの名がもっともっと広まるように努力したいです。

「全社挙げてのバックアップが心強い。アメロイドで、よかった」

製造部所属 須永愛海

ポジション:DF/背番号:3/得意なプレー:オーバーラップ/
代表歴:第28回ユニバーシアード競技大会(2015)・U23代表(2017)/宮城県出身

機械を安全に動かすために必要な、制御盤の製造を行っています。一つの制御盤の完成まで、ほぼ一人で製造することがこの仕事のやりがいであり、難しさだと感じています。地域のスポーツ選手は、働きながら活動しているので、練習時間の開始が遅く、自主トレーニングやケアの時間を確保することが難しいのが現状です。しかしアメロイドでは、私たちが選手活動と仕事を両立できるように、さまざまな部分で配慮してくださっています。会社もとてもアットホームで、働きやすい環境。職場の方がスタジアムに応援に来てくれたり、会うと声をかけてくれたりと、会社全体でチームをバックアップしてくれていることが心強く、アメロイドにいてよかったと思います。これからも試合に出場し続け、目標の「チームの一部昇格」に貢献したいです。

「アメロイドの仲間として接してくださる皆さんに、愛を感じます」

分析センター所属 千葉園子

ポジション:MF/背番号:10/得意なプレー:いいプレーを褒めること/
代表歴:U-23日本女子代表候補トレーニングキャンプ(2015)、ラ・マンガU-23女子国際大会、国際親善試合アメリカ女子代表戦、スウェーデン遠征(2016)、日本女子代表候補トレーニングキャンプ、アルガルベカップ(2017)/大阪府出身

適切な浄化装置を選定するために、液体サンプルの分析を担当しています。覚えることも多く難しい仕事ですが、とてもやりがいがあって、毎朝仕事に行くのが楽しみです。私たちのように、地域で活動するスポーツ選手は、まずはその地域や働いている会社に貢献し、それからサッカーというスポーツやチームのこと、自分のことを知ってもらい、さらなる上を目指しています。私はアメロイドに入ってまだ間もないですが、お一人おひとりが優しく丁寧に接してくださり、最高にいい雰囲気の中で仕事ができています。中里社長を中心に、私たちを一社会人として、仲間として接してくださるアメロイドの社員の皆さんの愛を感じます。これからも選手として、アメロイドスタッフとして、新しいことにチャレンジしていきたいですね。

「業務で、サッカーで。日頃の感謝を伝えていきたいですね」

製造部所属 杉田めい

ポジション:DF/背番号:15/得意なプレー:体を張った守備/東京都出身

納品前の最後の仕上げを担当しています。入社したばかりの今は、シールテープ巻きやタグ作成、塗装の際のマスキングなどのサポート業務を頑張っていて、自分なりにちょっと工夫したことで作業が効率よくなったときはやりがいを感じます。とはいえ、スピードがすべてではないので、スピーディーかつミスのない作業をしなければ…と気をつけています。アメロイドは、明るく楽しい職場です。スタッフの方に、分からないことや不安なことを何度聞いても、その都度やさしく丁寧に教えてくださるし、挨拶をしたら皆さん笑顔で返してくださる。だから、気分が沈んでいる時でも、“がんばるぞ”とすごく明るい気持ちになれて仕事に向かえます。身の回りの人々や環境への感謝を、チームの勝利など、目に見えるカタチにして伝えていくのが、今の私の目標です。

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